スタジオムスビの理念

本音は元気なうちに写真店で撮影してほしい。

しかしどんな写真で遺影を作りたいか、本人やご家族の希望は他人には分からないものです。10年前に亡くなったご主人と同時期に撮った写真を使いたい。思い出の場所で撮った若い頃の写真が気に入っている。事前に準備するなんて不謹慎だから必要になるまで作りたくない …などなど。

葬儀屋さんでも希望通りに遺影写真は作ってもらえます。お顔の傷やシミの修正、着せ替えや髪型の変更など細かく対応しているところがほとんどです。

しかしながら、葬儀だ通夜だと対応に追われている中で、遺影写真をこだわって作っている余裕が無い事も多いのです。

もっと顔色良く加工してほしかった、姿勢を正してほしかった、もっと写りの良い写真を探し直したかった…など修正したい気持ちがあっても、忙しさのあまり「まぁいいや」と妥協してしまいがちです。

諸々が落ち着いてから作り直したいと思っても、なんとなく葬儀屋さんに修正依頼を出しにくくて、結局気に入らない遺影写真のまま数十年飾り続けることになってしまっている、という方も多いと思います。

遺影写真を作る身として、未来に遺す写真はお気に入りであってほしいのです。

そのために、【事前に作っておく】【以前作ったものを修正する】という形で、未来に遺すべきお気に入りの遺影写真を手に入れて頂きたい。

そのために私の技術と経験を生かしたい、生かしてほしい。

お客様の美意識が多様なように、私の美意識や技術が必ずしもお客様のニーズに合わないかもしれません。気になる部分があればなんでもご相談ください。出来る限り全力でご希望にお応えします。

スタジオムスビ代表　遠畑